「2024 年の新興テクノロジー・トップ 10」に竹脇出名誉教授が紹介する技術が選出されました。
ダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」が選ぶ「2024 年の新興テクノロジー・トップ10」の⼀つに、⽵脇 出 名誉教授(現・京都美術工芸大学学長)らが紹介した建設分野の技術が選出されました。
⽵脇名誉教授は、⽵中⼯務店などが進めるマルチステークホルダーのためのメタバース(仮想空間)を⽤いた空間体験技術や「デジタルツイン」技術、清⽔建設などが実⽤化したメタバースによる遠隔設計監理技術などが急速に普及することを予測。これらの技術を「イマーシブ・テクノロジー」(仮想空間を通じて現実を体感する技術)として、カルロ・ラッティ・マサチューセッツ⼯科⼤学教授(2025 年に開催される「第 19 回国際ベネチアビエンナーレ建築展」の総監督、2025 年⼤阪万博フランス館共同設計者)、ランドリー・シグネ・アリゾナ州⽴⼤学教授(政治経済を専⾨とする世界経済フォーラムの若⼿リーダー)との連名で紹介している。
⽇本⼈が紹介する技術が選ばれるのは初めて。「2024 年の新興テクノロジー・トップ 10」は 6月25日に世界経済フォーラムから発表されました。
※「新興テクノロジー・トップ 10」とは
今後3〜5年の間に社会に⼤きな好影響を与えると思われる新興技術を選定するもの。約10年前に始まり、100近い候補の中から10件が選ばれる。
2023年は「フレキシブルバッテリー」「ジェネレーティブ AI(Artificial Intelligence、⼈⼯知能)」「持続可能な航空燃料」「デザイナーファージ」「メンタルヘルスのためのメタバース」「ウェアラブル植物センサー」「空間オミックス」「フレキシブル神経エレクトロニクス」「持続可能なコンピューティング」「AI が促進するヘルスケア」が選ばれた。