工学部建築学科の学生が梨木神社で萩のアーチトンネル「萩のまにまに」を制作しました。

京都市上京区の梨木神社において、工学部建築学科2回生4名を含む8名のプロジェクトメンバーで「萩のアーチトンネル」の設計・制作を行い、建築学専攻の安田渓助教と人と社会の未来研究院の早川小百合特定助教の指導のもと、119日(土)に無事完成させました。

学生たちはトンネルを「萩のまにまに」と名付け、天井部分は竹を組み合わせた波形のデザインで、境内を渡る秋風をイメージした意匠となっています。

「萩のアーチトンネル」は、「萩の宮」として親しまれる梨木神社に500株以上の萩を象徴するシンボルとして企画・設計したものです。このトンネルには、京都の放置竹林から伐採した孟宗竹を用いており、竹の専門家の指導を受けつつ、メンバーが設計から施工まで一貫して手掛けました。これは竹の有効活用を図るとともに、地域の活性化と自然環境への貢献も目指した取り組みです。

「萩×竹」の組み合わせを通して、梨木神社の自然豊かな魅力を表現し、地域の方々や観光客に訪れていただき、萩の美しさを楽しむきっかけを提供したいと考えています。

プロジェクトメンバー

役割 氏名 所属・学年または職名
企画監理 藤平 剛久 工学研究科技術室 技術職員
設計監理 猪阪 千映子 工学部建築学科 2回生
設計監理 安田 梓紗 工学部建築学科 2回生
設計監理 矢橋 葉名 工学部建築学科 2回生
設計監理 山田 侑吾 工学部建築学科 2回生
監修 安田 渓 建築学専攻 助教
監修 早川 小百合

人と社会の未来研究院 特定助教

アドバイザー 石田 翔 建築学専攻 修士1回生
萩のトンネル萩のトンネル2
完成した萩のトンネル

関連リンク

萩のアーチトンネル~萩のまにまに~

安田 渓 京都大学教育研究活動データベース

早川 小百合 京都大学教育研究活動データベース

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