「INPEX脱炭素社会実現エネルギー資源開発工学講座」の設立について
株式会社INPEX(代表取締役社長:上田 隆之)と国立大学法人京都大学(総長:湊 長博)は、2025年10月1日に寄附講座「INPEX脱炭素社会実現エネルギー資源開発工学講座」を設立することをお知らせいたします。本講座は、我が国の脱炭素社会の実現とエネルギー安定供給に貢献することを目的とし、カーボンニュートラルを実現する上で必要なエネルギー資源開発工学に関する研究開発を行うとともに、その分野で活躍できる人材教育を実施します。
講座設立の背景と主旨
私たちの日々の生活や企業活動には、エネルギーが不可欠です。世界のエネルギー消費は経済成長や人口増加に伴って増加すると予測されており、エネルギーを安定的に確保することは重要な課題です。一方、化石エネルギーへの依存は、地球温暖化を引き起こす主要因の一つとされるCO2の大気中濃度の増加につながります。
世界の化石燃料への依存度は依然として高く、エネルギーの安定供給と脱炭素化を同時に進めていく必要があります。その実現のため、当講座では、キーテクノロジーであるCO2分離回収・地中貯留・活用(CCS・CCUS)技術、来る水素社会に必要な水素の地下貯蔵技術、エネルギー安定供給に資する環境調和型の効率的な石油・天然ガス増進回収技術とカーボンリサイクル技術に関する研究開発および人材教育を強力に推進します。
寄附講座の概要
- 講座の名称:INPEX脱炭素社会実現エネルギー資源開発工学講座
- 設置部局:国立大学法人京都大学 大学院工学研究科
- 設置期間:2025年10月1日~2030年9月30日
- 人員構成:社会基盤工学専攻 村田 澄彦 教授(兼任)、特定助教2名 選任中
- 目的:CCS・CCUS技術、水素の地下貯蔵技術、環境調和型の効率的な石油・天然ガス増進回収技術およびカーボンリサイクル技術に関する研究開発、当該分野に精通した人材育成
左後ろから、都市社会工学専攻 小池 克明 教授、社会基盤工学専攻 村田 澄彦 教授、 INPEX ジェネラルマネージャー 川井 健史 様、貯留層・生産グループマネージャー 飯塚 諒 様
関連リンク
村田 澄彦 京都大学教育研究活動データベース
