光量子センシング社会実装コンソーシアム(KU-PhotoniQS) の設置について

京都大学は、量子もつれ光等を利用した光量子センシング(以下、「本研究領域」という)の将来性に共鳴し、社会実装に意欲的に取り組むデバイス、モジュール、システム、ソフトウェア、アプリケーション、及びサービスの各業界の企業やそれらに関連する組織体及び本研究領域の研究者等により構成されるエコシステムを京都大学が起点となり形成することを目的として、光量子センシング社会実装コンソーシアム”KU-PhotoniQS”(以下「本コンソーシアム」という。)を、電子工学専攻の竹内繁樹教授を代表者として、令和591日付で当研究科に設置しました。

本コンソーシアムは、本研究領域の学術の持続的な発展、光量子センシング技術の基礎・基盤研究から社会実装への橋渡し、及び人材育成に貢献していきます。加えて、会員間の交流等により、会員間の信頼関係の醸成、サプライチェーン関係の構築を働き掛け、迅速な社会実装に繋げることにより、わが国の国際競争力の強化を目指した光量子センシング技術の早期ビジネス化を目指します。また、オープン&クローズ戦略において、クローズ(競争)領域における個々の企業との産学共同研究で生まれる学術的成果を本研究領域に興味を持つ他の企業等へと波及させる役割も担っていきます。

関連リンク

光量子センシング社会実装コンソーシアム ”KU-PhotoniQS”

竹内 繁樹 京都大学教育研究活動データベース

電子工学専攻

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