グローバル環境人材養成プログラムを実施しました(2020年9月14日~12月5日)

2020年9月14日~12月5日まで、工学研究科都市環境工学専攻が「グローバル環境人材養成プログラム」を「ワイルド&ワイズ共学教育受入れプログラム事業」の一環として実施しました。

今年度はコロナ禍であるため、学生によるオンラインワークショップを実施しました。

まず、幹事学生が中国・清華大学及びマレーシア・マラヤ大学の学生とともに、オンラインワークショップのための準備として、オンラインのミーティングを数回実施し、当日のプログラム内容について議論を行い、研究発表、文化交流、クイズコンテストを実施することを決めました。オンラインワークショップは2020年11月6日の日本時間午後1時~5時まで実施しました。

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ワークショップ集合写真

大嶋正裕工学研究科長の開会挨拶によりワークショップは開始されました。京都大学からは4名の学生が、清華大学、マラヤ大学はそれぞれ2名の学生が研究発表を行い、質疑応答も活発に行われ、有意義なオンラインでの研究交流が実施されました。次に、文化交流として、それぞれの国の文化を紹介しました。京都大学の学生は「たこ焼き」の作り方を動画で紹介し、清華大学及びマラヤ大学の学生はスライドを使って、人口の構成や宗教、言語、伝統衣装、食べ物などを紹介しました。その後、京都大学の学生が考案した環境に関するクイズコンテストを行いました。最後に、清華大学深圳国際研究生院副院長のJian'e Zuo教授より閉会の挨拶が述べられました。

cultural exchange
【Cultural exchange in student workshop】

本ワークショップへの参加者は学生、教職員、企業含め83名でした。これらの活動により、地球規模での環境問題、各国での環境問題について共通の認識を培い、相互理解を深めました。

この様子を12月1日に開催された京都大学国際シンポジウム及び12月5日に開催された京都大学-清華大学2020年日中環境技術共同研究・教育シンポジウムで紹介しました。

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