「令和6年度吉田研究奨励賞授与式」を挙行しました(2024.07.01)

 7月1日(月)、桂キャンパスBクラスター事務管理棟3階桂ラウンジにおいて「工学研究科吉田研究奨励賞授与式」を「吉田卒業研究・論文賞授与式」と合同で挙行しました。

  吉田研究奨励賞は、三和化工株式会社(本社:京都市南区、吉田 典生代表取締役社長)より、工学研究科の教育・研究の奨励を目的にいただいたご寄附を活用させていただき、令和2年度に創設された表彰制度です。

  工学研究科では、博士後期課程に在学する学生の中で、優れた資質をもつ学生の研究活動や実績を奨励し、「吉田研究奨励賞」として表彰し、ご寄附を原資として副賞50万円を贈呈しています。

  第5回目となる今年度は、専攻より12名の推薦があり、選考の結果、以下4名の博士後期課程3回生の学生が受賞しました。

 

専  攻

氏 名

研究題目(研究紹介にリンク)

機械理工学

道川 稜平

ヴァーチャルリアリティにおける仮想的な物体の把持・操作感覚を提示するハプティクス技術の開発

電子工学

勝野 峻平

フォトニック結晶レーザの熱マネジメントとCW高輝度動作の実現

高分子化学

谷村 和哉

高周期元素の超原子価状態を利用したπ共役系骨格の電子状態制御

化学工学

宮本 奏汰

構成関係の機械学習回帰モデルを用いた複雑流体のマルチスケール流動予測



 寄附者の吉田様をはじめ工学研究科関係者が臨席され、立川工学研究科長から受賞者ひとりひとりに表彰状と副賞として目録(50万円)が授与されました。
 続いて、各受賞者が吉田様への感謝の意とご自身の研究内容ならびに副賞をどう活かすかについて述べました。
 和やかな雰囲気のなか、授与式は閉式となりました。

 工学研究科では、学術研究・技術開発の将来を牽引する優れた人材育成のため、このご寄附を学生の研究へのモチベーションの向上とさらなる成長へと導く機会に活用させていただけたことに、大いに感謝するとともに、今後もこのご寄附と表彰制度を活用させていただく所存です。

令和6年度吉田研究奨励賞授与式集合写真.jpg

 ※受賞者のうち2名は、授業や研究留学による海外渡航中のため授与式は欠席でした。

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