「八大学工学系連合会博士フォーラム」を開催しました(2022.12.9)
12月9日(金曜日)、一般社団法人八大学工学系連合会の事業の一つである「八大学工学系連合会博士フォーラム」を、京都大学が幹事校となり、船井哲良記念講堂およびオンライン参加によるハイブリッド方式で開催しました。
テーマは「日本が描く博士の未来〜博士号取得者をどうしたいのか」とし、企画運営を本学の博士後期課程の学生が担当しました。
当日は対面、オンライン併せて130名以上の参加者がありました。
椹木哲夫 工学研究科長の開会挨拶の後、鈴木顕 文部科学省高等教育局専門教育課企画官と古藤悟 一般社団法人産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE)理事から、博士後期課程学生への支援やアカデミア以外のキャリアについて、行政、産業それぞれの視点から基調講演がありました。
その後、椹木工学研究科長、鈴木企画官、古藤理事に加え、飯田和則 株式会社EXELIM代表取締役、関根千津 株式会社住化技術情報センター代表取締役社長を迎え、パネルディスカッションを行いました。ファシリテーターを塩瀬隆之 総合博物館准教授が務め、活発な意見交換が行われました。
続いて、登壇者と参加者が少人数のグループに分かれて討論し、さらにテーマを深めました。
最後は、実行委員長の杉野目道紀 工学研究科副研究科長からの挨拶の後、記念撮影で和やかに締めくくりました。
本フォーラムを通じ、大学や研究分野を超えた参加者のネットワーク形成と、キャリアパス再考の一助となることを願っています。