「令和7年度工学研究科長賞授与式」を挙行しました(2026.03.17)

令和83月17日(火曜日)、桂キャンパスBクラスター事務管理棟3階桂ラウンジにおいて、「令和7年度工学研究科長賞授与式」を挙行しました。

工学研究科長賞は、大学院生を中心とした学生の健全な課外活動及び社会への貢献活動を積極的に評価し、表彰することにより学生活動の活性化、教育効果の向上並びに工学研究科全体の発展に資することを目的として、創設されました。

令和7年度については、以下の団体及び個人を表彰しました。

【工学研究科長賞】

都市社会工学専攻 博士後期課程1回生 穐山 拓実さん

▽中高生を対象とした講演活動への従事

【概要】5ヶ月間で計5件の、中高生を対象とした講演活動に従事

【業績】京都大学「学びコーディネーター事業」や「高校生のための京大院生ライブ講義」等の機会を積極的に活用し812月の短期間に、SSH指定校やGLHS指定校をはじめとした中高の生徒を中心に計5回の講演を行った。特筆すべきは、その高い教育効果と本学への志願意欲の喚起である。例えば、静岡県立清水東高等学校でのアンケートによれば、97.1%の生徒が講義を良かったと評価し、87.0%が学ぶ意欲が高まったと回答している。

 

京都大学ウインドサーフィン部

▽全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦の成績

宮地 壮   修士課程1回生  建築学専攻

中村 晴輝  修士課程1回生  原子核工学専攻

宮下 響   修士課程1回生  分子工学専攻

三柴 大輝  修士課程1回生  農学研究科地域環境科学専攻(工学部地球工学科卒業)

【概要】全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦 優勝

【業績】20252月に開催された全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦において優勝の成績を収めた。全25チームが出場する中、7年ぶりとなる日本一になり、京都大学新聞2025316日号にも記事として掲載された。代表者のチームキャプテンである宮地君は、勉学態度や産官学連携への参加がめざましく、本学の研究力向上にも貢献している。

 

京大万博量子展示学生チーム

▽大阪・関西万博での「京大万博量子展示」としての出展

後藤 啓文   修士課程2回生  電子工学専攻

鈴木 大寛   修士課程2回生  電子工学専攻

坂本 健伍   修士課程2回生  電子工学専攻

山岡 寛    修士課程2回生  電子工学専攻

Kaur Jasleen   博士課程3回生  電子工学専攻

清野 洵    修士課程1回生  電子工学専攻

田中 洋輝   修士課程1回生  電子工学専攻

藤江 亮輔   修士課程1回生  電子工学専攻

大河内 郁也  修士課程1回生  電子工学専攻

森川 和磨   修士課程1回生  電子工学専攻

大橋 弦    学部4回生    電子工学専攻

小林 恒輝   学部4回生    電子工学専攻

鳥巣 創太   学部4回生    電子工学専攻

村瀬 聖    学部4回生    電子工学専攻

【概要】大阪・関西万博での量子科学技術に関するイベント「エンタングルモーメント」において、京都大学工学研究科を中心に「京大万博量子展示」として「光子のふしぎと光量子センシング」を出展

【業績】本展示は、量子科学の最先端を一般の方々にわかりやすく伝えることを目的としたものであり、開催期間である814日から20日までの7日間で約3万名弱もの来場者を迎えた。アンケート結果やSNS上での反響も極めて好評であり、京都大学工学研究科の研究活動と社会貢献を示した優れたアウトリーチ活動であった。この展示の成功の背景には、電子工学専攻・電気電子工学科の学生有志による「京大万博量子展示学生チーム」の献身的な取り組みがあった。これらの活動は原則としてボランティアとして行われており、学生一人ひとりの強い使命感と情熱により展示全体の質が大きく高まった。また来場者が学生の説明に熱心に耳を傾け、量子科学への関心を高めていった様子から、アウトリーチとしても、教育活動としても有意義であったと思われる。

 

都市社会工学専攻 修士課程2回生 原 圭佑さん

▽学業と課外活動の両面において、本研究科の学生の模範となる極めて卓越した成果

【概要】 FISUワールドユニバーシティゲームズ 20km競歩 個人4位入賞 団体金メダル

 第19回日本学生20km競歩選手権大会 優勝

 第102回関西学生陸上競技対校選手権大会 10000m競歩 優勝(関西学生新記録)

 第94回日本学生陸上競技対校選手権大会 準優勝

【業績】課外活動においては、京都大学体育会陸上競技部に所属し、競歩種目において国際大会および国内大会で本学の名誉を大いに高める成績を残した。上記の成績をあげ、年間を通じて学生界トップクラスの実力を維持し続けた。一方で学業面においても、学部4年生時の特別研究を基にした成果は、既に国内有数の学術誌である「土木学会論文集」に原著論文として採択されている。これは、学部段階での研究水準が高く評価されたことを示すものである。このように当該学生は、世界トップレベルの競技生活を継続しながら、専門分野において極めて質の高い研究成果を上げており、本学の名誉を大いに高めている。

 

 

 

 

工学研究科長より受賞者へ表彰状と表彰盾が手渡された後、懇談や記念写真の撮影が行われ、授与式は祝意の中、閉式となりました。