「令和4年度工学研究科長賞・工学部長特別賞合同授与式」を挙行しました(2023.3.23)

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令和5年3月17日(金曜日)、桂キャンパスBクラスター事務管理棟3階桂ラウンジにおいて、「令和4年度工学研究科長賞・工学部長特別賞合同授与式」を挙行しました。

工学研究科長賞は、大学院生を中心とした学生の健全な課外活動及び社会への貢献活動を積極的に評価し、表彰することにより学生活動の活性化、教育効果の向上並びに工学研究科全体の発展に資することを目的として、創設されました。

工学部長特別賞は、課外活動、社会活動等の活躍により、京都大学工学部の名誉を著しく高めた活動を行った学部生を表彰するものです。

令和4年度については、二つの賞の授与式を合同で開催することとし、それぞれ以下の団体及び個人を表彰しました。

【工学研究科長賞】
「八大学工学系連合会博士フォーラム実行委員会」
▽八大学工学系連合会博士フォーラム実行委員会の活動
【概要】一般社団法人八大学工学系連合会が主催する「博士フォーラム」実行委員会の幹事を務め、フォーラムの企画と運営を担った。
【業績】フォーラムには対面・オンライン併せて130名以上の参加者を集めた。アンケートでは全体の8割が満足あるいはやや満足と答えるなど評価も高く、博士だけでなく修士、学部生も参加する等、分野、学年を超えた交流となった。
フォーラムの報告は本学のHPや文教速報にも掲載され、本研究科の意欲的な活動内容を外部にも広くアピールすることに多大な貢献があった。

稲田 浩也(建築学専攻 博士後期課程1回生)
佐藤 顕彦(社会基盤工学専攻 博士後期課程3回生)
重光 勇太朗(都市社会工学専攻 博士後期課程2回生)
川口 康平(都市環境工学専攻 博士後期課程2回生)
田中 達宏(建築学専攻 博士後期課程1回生)
清水 桜子(機械理工学専攻 博士後期課程3回生)
安江 成輝(マイクロエンジニアリング専攻 博士後期課程1回生)
森下 侑哉(原子核工学専攻 博士後期課程3回生)
石川 諒弥(電子工学専攻 博士後期課程1回生)
嶋崎 幸之介(電子工学専攻 博士後期課程1回生)
栗田 太一(材料化学専攻 博士後期課程1回生)
篠塚 智仁(合成・生物化学専攻 博士後期課程1回生)
八木 魁人(合成・生物化学専攻 博士後期課程3回生)

○メカトロニクス研究室 チームSHINOBI
▽RoboCup世界大会2022優勝および広報活動
【概要】 RoboCup世界大会レスキュー実機リーグ総合優勝と社会におけるレスキューロボットの認知度の向上
【業績】RoboCup世界大会のレスキュー実機リーグで総合優勝。アーム及びグリッパーの作業性能に関する部門賞であるBest in Class Dexterity賞を受賞。
この他、テレビ出演等のメディア対応や、京都大学125周年記念イベント「アカデミックマルシェ」および「きのくにロボットフェスティバル2022」に参加し、社会におけるレスキューロボットの認知度を高めた。
以上の活動により本研究科のプレゼンスを高めることに大きく貢献した。

道川 稜平(機械理工学専攻 博士後期課程1回生)
王 璽尋(機械理工学専攻 博士後期課程3回生)
奥田 悠史(機械理工学専攻 修士課程2回生)
渋谷 拓海(機械理工学専攻 修士課程2回生)
冨山 峻(機械理工学専攻 修士課程2回生)
松田 宝徳(機械理工学専攻 修士課程2回生)
森本 祐生(機械理工学専攻 修士課程2回生)
武田 真承(機械理工学専攻 修士課程1回生)
奥村 和也(機械理工学専攻 修士課程1回生)

○マイクロエンジニアリング専攻 博士後期課程2回生 清瀬 俊さん
▽原子時計チップに関わる研究成果や特許を利用した起業活動
【概要】研究成果や特許を利用した起業活動、積極的なピッチイベントへの登壇等による情報発信
【業績】各種の産官学連携活動や様々な媒体での情報発信により社会的な注目を集める他、工学共通科目「グローバル・リーダーシップセミナーII」で講演し、学生の潜在的な起業マインドを高めることにも積極的に携わった。これらの精力的な活動は、大学発の技術の事業化と新産業の創出を推し進める政府戦略に合致し、今後、工学研究科が推進するアントレプレナーシップ教育におけるロールモデルの1つになると期待される。

※ 過去の授与実績はこちら

【工学部長特別賞】
○工業化学科 2回生 篠田 佳奈さん
昨年5月26日開催の第99回関西学生陸上競技対校選手権大会、女子やり投で自己ベストかつ京大新記録で優勝。
指導者がいない環境の中、動画研究を行う、先輩や同期と話し合う、切磋琢磨するなど工夫しながら日々の練習に励み高校時代からやり投の自己ベストを10m以上伸ばしている。
この大会で京大女子が優勝するのは全種目通じて初めてのことで、京大の女子史上最高得点獲得というチーム目標達成に大きく貢献した。

工学研究科長・工学部長より受賞者へ表彰状と表彰盾が手渡された後、懇談や記念写真の撮影が行われ、授与式は祝意の中、閉式となりました。

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