非鉄製錬学講座が高校生向け実験教室を開催しました

材料工学専攻非鉄製錬学講座(寄附講座:三菱マテリアル)は、8月9日に高校生向け実験教室「金・銀・銅を作ろう!」を開催しました。

スマートフォンやパソコン、自動車などの製造のためには、金、銀、銅など多種多様な非鉄金属が不可欠です。非鉄金属は、日本国内の製錬所が、輸入鉱石を原料として製造するほか、都市鉱山と呼ばれる使用済み製品や工業廃棄物からのリサイクルも行っています。本教室は、非鉄金属の製造過程を高校生の皆さんに知っていただく場として企画されました。

当日は、8名の高校生が参加し、まず、宇田教授による「金属の製造とリサイクルに関する講義」を受講、その後、安田特定准教授と岸本助教の指導のもと、今回は、灰吹法による金の分離実験、銅の電解精製実験を行いました。

参加者の皆さんは、先生方の説明を聞きながら、興味深く実験に取り組まれ、分離された金、精製された銅を見て「きれい!!」という感想も。実験結果に関するディスカッションも行われました。

実験終了後は、全体を通しての質疑応答があり、先生方が思わず驚くような鋭い質問も。参加者の皆さんは積極的に発言され、すっかり非鉄金属の魅力にとりこまれた様子でした。

最後に参加者の代表の方から、「普段なかなかできない実験を行うことができ、貴重な経験になりました」との感謝の言葉が述べられ、実験教室は終了しました。

この実験教室で得られた感動や知見が、参加者の皆さんのさらなる学びにつながっていくことかと思います。参加者の皆さん、お疲れさまでした。

 実験教室①

実験教室②

実験教室③

実験教室④

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