Kyoto iUP生へインタビュー Vol.3



Stekiさん

工学部情報学科2回生
Chung Mung Tim Stekiさん
出身地 香港

 

 



Q.京大を選択した決め手がKyoto iUPと伺っていますが,その情報はどのように入手されましたか?
A: 海外留学に興味があり,日本のいろいろな大学のHPを調べていて,京都大学のHPでKyoto iUPの情報を知りました。日本文化にももともと興味があったので,初めて触れる日本語を学ぶのは苦ではなかったです。

Q.実際に京都大学に入学されて,どんなところが一番楽しいですか?
A: 活発な授業が楽しいです。ディスカッションがメインで学生同士の交流の多い授業が好きです。例えば,情報学科の専門科目で,“10年後20年後の社会のための新しいITイノベーションを考えなさい”という課題があり,それについて学生同士でディスカッションし,プレゼンテーションをしました。
 また,印象に残っているのは,コロナの影響でオンライン授業が始まって間もない頃,授業で,皆とチャットで意見交換ができたことが面白く,顔は合わせなくても友達になれました。後に,試験で顔を合わせることができたのはいい思い出です。
 
Q.逆に,どんなところで一番苦労されていますか?
A: 授業に必要となる前提知識(研究の専門用語など)をつけるために多くの自習が必要なことです。

Q.京都での生活はいかがですか?
A: 京都はとても穏やかで静かだと思います。簡単に気分転換ができるところも気に入っていて,自転車で鴨川に行ったりしています。私はオレンジ色などの温かい色調が好きなので,紅葉が綺麗な京都の秋は特に好きです。落葉が地面に敷き詰められている上を自転車で通り過ぎるときに聞こえるカサカサとした葉音も好きです。

Q.将来の夢を教えてください。
A: 誇りを持って,積極的に社会に貢献したいです。情報の専門的な知識を社会問題の解決に活かしたいです。香港で国際的なニュースを見ていて,未解決の社会問題が色々あることを知りましたが,発言するための知識が今の自分には足りないと強く感じました。一つの分野で深く色々な知識を身につければ,問題解決に繋がる発言ができるようになると考えています。

Q.京都大学で学んでいる情報学の魅力を一言お願いします。
A: 私が考える「京都大学の情報学」の魅力は,授業内容の範囲が広く,情報技術にとどまらない多くのトピックに出会えることです。興味があればより深く学ぶこともできます。1回生から幅広い分野を学べることで視野が広がり,将来の選択肢が増えました。

参照:
Kyoto iUP Webサイト

KyotoiUP_QR

 

Stekiさん_工学部情報学科看板前

わたしの京大力:京都大学 創立125周年記念事業特設サイト

わたしの京大力_QR

【Kyoto iUPとは】優秀な留学生の受入れ促進のため,入学段階では日本語能力を問わず,入学決定後に徹底した日本語教育を実施し,専門教育は日本人学生と共に日本語で受講する留学生向けのプログラムです。工学部には,2019年に第1期生が入学しました。