京都大学大学院工学研究科における個人情報の流出について(お詫び)

 平成28年1月から平成30年12月にかけて業務上、一部の教職員間でスケジュールを共有するために本研究科が使用していたスケジュール管理ソフトに記録された個人情報の流出が確認されました。

 具体的には、令和3年10月11日に、同スケジュール管理ソフトに記録された情報が外部からダウンロードされ、海外のサイトに閲覧可能なかたちで掲載されていることが確認されました。流出した情報には、会議や式典の開催案内が掲載されており、一部氏名、所属・職名、勤務先の連絡先(電話番号、メールアドレス)、携帯電話番号、学生番号が含まれており、少なくともいずれかの個人情報が掲載された方の人数は、計683人でした。

 本事案の発生を受けて、本研究科は、ただちに同スケジュール管理ソフト内のデータを削除するとともに、上記海外サイトに当該情報の削除を求め、同年12月1日に上記海外サイトから掲載情報が削除されていることを確認いたしました。

 関係の皆さまには、事実関係の説明とお詫びの文書を発送して説明と謝罪を行いました。関係の皆さまには多大なご迷惑とご心配をおかけしたことについて、深くお詫び申し上げます。

 なお、同スケジュール管理ソフトは、すでに本研究科での利用を廃止しております。また、アクセスログを解析した結果、他の教職員が同スケジュール管理ソフトを利用した過程において、同様の情報流出は確認されませんでした。

 今後はこのような事案が生じないよう、最適なセキュリティ基準を保ち再発防止に努めてまいります。 

令和4年2月4日
京都大学大学院工学研究科長
椹 木 哲 夫

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