第8回工学部教育シンポジウムを開催しました。(2012年11月30日)

桂キャンパスBクラスター桂ホールにて第8回工学部教育シンポジウムを開催し、工学部教員等約160名が参加しました。

工学部教育シンポジウムは工学部授業アンケートの結果を基に、工学部教育のFD活動と教員相互の研修を目的として平成17年度より毎年開催しています。

第8回目となる今回は、北野正雄 工学研究科・工学部長の開会挨拶の後、高等教育研究開発推進センターの大塚雄作教授より、中教審答申と自学自習実態調査に基づいた今後の大学教育の在り方や、学生の学びの実質化等について話題提供をしていただきました。

引き続き、北野正雄 工学研究科・工学部長より、国際高等教育院構想の観点から、新しい教養、基礎教育の実現について話題提供がありました。

次に、工学部から3名の教員が、授業内容の紹介や学生個々の理解度を向上させる工夫、授業中に学生を引き付けておくための取り組み等を紹介しました。

続いて、運営委員の加藤直樹教授より、入試成績と学部成績の様々な相関分析に有効な成績データベースについて紹介があった後、三ケ田均新工学教育プログラム実施専門委員会委員長より、定点観測データに基づく、学生の授業出席状況と成績の関係、また履修登録科目数と成績の相関関係等について分析結果報告がありました。

講演終了後も予定時間を延長して質疑応答が行われ、実り多いシンポジウムとなりました。

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