藤森真一郎 准教授が3年連続でHighly Cited Researchersに選ばれました。

 

 都市環境工学専攻 藤森真一郎准教授が、クラリベイト・アナリティクス(Clarivate Analytics)社が発表した2021年のHighly Cited Researchersに選ばれました。
 2019年、2020年に引き続き3年連続の快挙となります。

Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)とは
クラリベイト・アナリティクス社が、特定出版年における世界の全論文のうち、引用された回数が上位1%に入る論文の著者を世界最高峰の研究者として研究分野毎に発表しているものです。後続の研究に影響力のある科学者や社会科学者が選定されています。

藤森真一郎准教授のコメント

藤森准教授.jpg 私は将来のエネルギーシステム、土地利用、食料需給、経済を予測し、気候変動対策やSDGsに深く関連する様々な社会環境問題をグローバルから国スケールで分析を行っています。環境工学に基礎を置きつつ、経済、物理、工学等の知識を学際的に統合したコンピューターシミュレーションモデルを用いて科学的知見の創出と共に国や国際的な政策決定者へ情報提供を行うことで環境行政へも貢献しています。
 多くの共同研究者のおかげで、今年もHighly Cited Researchersを受賞することができました。
 今後もより一層精進し、環境研究・教育活動を通じて社会に貢献できればと思っております。  

 

 藤森准教授の研究成果

世界各国の2050年の温室効果ガス削減目標を分析するための国際的な研究フレームワークの提案
孫は祖父母が遭遇しないような暑い日と大雨を何度経験するのか?
 -極端な気象現象の変化に関する世代間不公平性とその地域間不公平性の評価-
水資源の制約が世界規模でのバイオエネルギー生産にもたらす影響を推定
将来の不確実性を考慮に入れた飢餓リスクとその対応策の算定
大規模な二酸化炭素除去技術に依存しない温室効果ガス排出削減とそれが土地利用と食料システムへ与える影響

関連リンク

京都大学データベース(藤森真一郎)
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環境工学コース

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