Kyoto iUP生へインタビュー Vol.4

 AlexChangHsuさん

工学部物理工学科2回生
Alex Chang Hsuさん
出身地 台湾



 

Q.留学先に京都大学を選ばれた理由は何でしょうか?
A: 小学生のころはイギリスに住んでいたこともあり,海外の大学への進学も自然と視野に入りました。京都大学を選んだきっかけは,高校生の時に参加した私立大学の説明会で,京都大学にもインターナショナルコースがあると聞いたことです。私は興味をもったので,京都大学をネットで調べて,色々なことが勉強できると思って京都大学に出願しました。この話を京都大学の人にすると,「その私立大学の方に感謝」って皆さん言われます。

Q.物理工学科に在籍されていますが,物理工学を学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか?
 また,物理工学を京都大学で学ぶ魅力は何だと思いますか?
A: 子供のころから自動車やロボット等のマシーンに興味がありました。機械システムを学んでいた父とも相談し,興味のある自動車・ロボット等のマシーンのみならず,もっと広く根本的な知識や技術を学べると思った機械システム学コースを選択しました。また,日本の機械メーカーの技術力は世界を席巻していると思うので,日本で学ぶことに魅力を感じました。

Q.京都大学の生活で印象に残っていることがあれば教えて下さい。
A: インスタグラムのダイレクトメッセージで,京都大学台湾留学生会のイベント案内をもらい参加したことです。同じiUP生や他学部の大学院生の先輩と知り合いになることができ,その人たちを通じて知り合った日本人の友達もいます。先輩から日本で生活するためのいいアドバイスをもらったりします。

Q.どんなところで苦労されていますか?
A: テキストは漢字が読めるので大丈夫ですが,講義で日本語を聞き取ることが難しいです。2回生の専門科目になってからはより多くの自習をしています。また,学部に入ったら日本人の友達も作ることができると思っていましたが,新型コロナウイルスの影響で授業はオンラインになり,サークルにも入っていないので寂しいです。また,台湾に戻ることができず,家族に1年半も会えていないのでそれは困りました。

Q.京都に来てからの気分転換やリフレッシュの方法は何でしょうか?
A: 山登りや写真を撮ること,記事を読むことです。京都は自然が綺麗で運動もしやすく,放課後に大文字山に登ったり,鴨川をジョギングしています。また,京都の景色を撮影して友達や家族にSNSでシェアしています。2月の初めに雪が降ったときは写真をいっぱい撮りました。経済や法律の記事を読み友達とディスカッションをしたりもしています。

Q.将来の夢を教えてください。
A: 今は早く研究を始めたいです。学部卒業後も大学院に進学して研究を続けたいです。そして自分の研究を発表できればと思っています。

メンターである長谷部伸治先生(国際高等教育院特定教授)と一緒に
メンターである長谷部伸治先生(国際高等教育院特定教授)と一緒に


参照:
Kyoto iUP Webサイト
https://www.iup.kyoto-u.ac.jp/ Kyoto iUP Webサイト

【Kyoto iUPとは】優秀な留学生の受入れ促進のため,入学段階では日本語能力を問わず,入学決定後に徹底した日本語教育を実施し,専門教育は日本人学生と共に日本語で受講する留学生向けのプログラムです。工学部には,2019年に第1期生が入学しました。