Kyoto iUP生へインタビュー Vol.10

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工学部建築学科2回生(学年は取材当時)
NANDAR OO WAI さん
出身地 ミャンマー

Q.留学先に京都大学を選ばれた理由は何でしょうか?
A.子供の頃からテレビで日本の番組を見て親しみを覚えており,ずっと日本に留学したいと思っていました。大学を選ぶ段階で,Kyoto iUPのことを知り,他の大学も調べましたが,京都大学は日本で一番良い大学だと思いましたので,京都大学を選びました。

Q.建築学科で学ぼうと思ったきっかけは何でしょうか?また,建築学を京都大学で学ぶ魅力は何だと思いますか?
A.母が土木技師で,いつも仕事で図面を見ていて,自分もそうなりたいと思ったのがきっかけです。
 京都大学の建築学科で学ぶ魅力は,先生方が非常にクリエイティブで,設計演習の授業などで,質問をすると色んなアイデアやアドバイスをくれるところです。建築家としても有名な平田晃久先生を尊敬していて,平田先生からも素晴らしいアイデアをもらいました。

Q.京都大学の生活で印象に残っていることがあれば教えて下さい
A.私にはiUPのつながりで色んな学部の友人がいますが,友人それぞれが様々な分野の勉強を一所懸命にしているところが印象的です。そんな友人たちとは時々集まって,おしゃべりしたりしています。

Q.どんなところで一番苦労されていますか。
A.日本語はiUPに入学する前からオンラインで勉強していましたが,1回生のときの図学(3次元と2次元との間の図形の変換理論)の授業を日本語で学ぶことが一番苦労した経験です。図学の授業は日本人でも難しい授業のようでしたが,理解している友人に質問して,乗り越えることができました。

Q.京都に来てからの気分転換やリフレッシュの方法は何でしょうか?
A.友人と出かけて笑って過ごすことが気分転換になっています。四条河原町に出かけて,カフェで勉強したり,よく鴨川でおしゃべりしています。
 また1回生のときに,友人と岡山大学にあるJunko Fukutake Hall(ジュンコフクタケホール)を見に行ったこともよい思い出です。

Q.将来の夢を教えてください。
A.京大で修士号を取得し,建築士の資格を取ることがまずは目標です。その後国際的な建築事務所で働きたいです。将来はショッピングセンターや美術館など公共の建物の設計をしたいです。

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メンターである岡田幸典先生 (国際高等教育院特定講師) と一緒に

参照:
Kyoto iUP Webサイト
https://www.iup.kyoto-u.ac.jp/

Kyoto iUPとは,優秀な留学生の受入れ促進のため,入学段階では日本語能力を問わず,入学決定後に徹底した日本語教育を実施し,専門教育は日本人学生と共に日本語で受講する留学生向けのプログラムです。工学部には,2019年に第1期生が入学しました。