Kyoto iUP生へインタビュー

ハフィズ君_05

工学部工業化学科2回生
MUHAMMAD HAFIZH ASYSYAFAさん
出身地:インドネシア
趣 味:弓道,読書,日本のテレビを見ること

 

 

 

Q:まずはコロナ禍で大変だと思いますが,生活はどうですか?

A:今はずっと家にいます。最近は友達ともあまり会わないですが、所属している弓道部の友達と連絡をとって、Zoomで練習しようとしています。弓道部には工業化学科の友達がいるので、わからない日本語を教えてもらいました。

Q:Kyoto iUPで工業化学科に入学しようと思ったのはなぜですか?

A:祖父の影響です。子供の頃、祖父が面白い化学の話をしてくれたので化学に興味を持ちました。元々、父も祖父も日本で働いていたことがあります。私も旅行で京都に来たことがありますが、そのときはまさか京大に入学するとは思いませんでした。
 進学先を考えるとき、Kyoto iUPの方が高校に説明に来られて知りました。日本語が出来なくても受験でき、奨学金もあります。家族にも勧められました。結局、インドネシアの大学とシンガポールの大学、それに京都大学を受験しました。工業化学の分野では京都大学がトップなので、京都大学で勉強したいと思いました。

Q:日本語がお上手ですね。

A:日本に旅行に来たときは知っている言葉は「すみません」だけでした。英語は大丈夫ですが、日本語は日本に来る前に少し勉強しました。漢字が苦手です。いまも専門的な言葉でわからないことがありますが、先生に相談します。

Q:将来はどうされますか?

A:大学院に進み、触媒の研究をしたいと思っています。勉強を進めればもっとできるようになり、新しいことも勉強できるようになるので、もっと続けたいです。母も博士になっているので、できれば自分も京大で博士課程まで進みたいです。

Q:ホームシックになりませんか?

A:なります。でも、祖父も結婚してすぐに一人でアメリカに留学しました。ホームシックになることもありますが、いい経験なので頑張ります。

Q:最後に,工学部の先生方に一言お願いします。

A:よろしくお願いします。インドネシアでは知っていることばかりでしたが、今は知らないことばかりで、よく考えないといけないのでいい経験になります。自分が思っているよりも知らないことがありました。勉強以外でも様々な知らないことを知ることができました。

 

参照: 

Kyoto iUP Webサイト  
https://www.iup.kyoto-u.ac.jp/

 iupQR.jpg

 ハフィズ君_10

【Kyoto iUPとは】
優秀な留学生の受入れ促進のため、入学段階では日本語能力を問わず、入学決定後に徹底した日本語教育を実施し、専門教育は日本人学生と共に日本語で受講する留学生向けのプログラムです。
工学部には、2019年に第1期生が入学しました。