附属光量子センシング教育研究センター

量子もつれ光などを利用する光量子センシングの教育・研究を学内外機関と連携して推進、学術の深化と社会実装を目指します。

附属光・電子理工学教育研究センター

量子科学技術は急激に進展しています。京都大学では、量子もつれ光などの「古典電磁気学では記述できない」光を駆使することで、従来の光センシングの感度限界を打破し、新しい機能を実現する「光量子センシング」に関し、量子もつれ顕微鏡や量子赤外分光などを世界にさきがけて実現・発展させてきました。令和5年には「光量子センシング社会実装コンソーシアム」を、成長戦略本部の協力を得て工学研究科に設立し、その社会実装にも取り組んできました。

 本センターは、総合研究推進本部や成長戦略本部、また理学研究科、医学研究科などの学内組織と密接に協力、また量子技術イノベーション拠点(QIH)などの学外機関とも連携し、光量子センシングの学術の深化、社会実装、および人材育成の世界的な拠点となることを目指します。また卓越大学院「先端光・電子デバイス創成学」等とも連携し、光量子センシングに関する教育を推進します。